04.21.18:07
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04.03.10:54
何もかもを捨ててしまいたい、と思った事が何度もある。
幸い(?)、いわゆる「世間とのしがらみ」はそれほど多くはない。 今の場所にいる自分は本当の自分ではない。 もっと「自分らしい」<自分>が、どこかにあるはず。 しかし、そうやって逃げ出しても、結局は何も変わる事はできないだろう。 考え方・行動パターン。すべてが今までと同じなのだから、 行き着くところもおそらく変わらない。 よほどの経験をしない限り。 そして、「よほどの経験」をしたあとに、最初の場所が<安住の地>と知っても、すでに手遅れなことも多い。 手遅れでなかった時、初めて「平凡」ということの有り難さを感じるのかもしれない。 今日の一冊。 「失踪日記」 (吾妻ひでお、イーストプレス) 1989年と1992年の二回、仕事場から突然失踪。さらにアルコール依存症で1998年に(おそらく最初は措置入院?)治療病棟に入院。 そんな経験をした著者自らの手になる、強力な生命力にあふれる「すべて実話」の一冊。 前へ踏み出すことだけが勇気なのではない。 現状に留まる、現状を維持する。 それも勇気が必要なのだ、と思う。 BGM. The Lie Lay Land by Worlds End Girlfriend Midi CXCA-1160 いくつかの書評欄でも取り上げられていたので、そちらを見た方もいるかもしれない。 同様の「ホームレスから復帰した」作家(文章の)による本もいくつもある。 また、現在の行政そのほか「ホームレスにならざるを得ない(彼らに言わせれば)」環境を糾弾する本も枚挙にいとまがない。 しかし、淡々と事実だけを、しかもギャグの形式に昇華させるという離れ業まで演じた上で描き記しているこの本の底にひそむ<力>に勝るものは感じられない。 ある意味、なんのオブラートにも包まれていない<事実>が一番強いのだろう。 PR
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まぁ基本的に人間無いものねだりですから(・ω・) |
正直毎日いつもどうりに過ごしてると時間が真面目にもったいない気もしないでもないですねw |
うーん。 |
吾妻ひでおさんってけっこう有名ですよね。昔から名前は知っていました。 |
何故か手元に「comic新現実vol.3」があったりします。 |
刺激はあまり欲しくないなぁ。 |
お久しぶりです。 |
どうもこんにちは(´∀`*) |
継続は力なり。 |
誰も知らない町で暮らしたいと時々思う。 |
波乱万丈か平凡な人生か。 |
いつもありがとうございます |
こんばんは。 |
なんだか他人ゴトでもないような気もするのdeathなぁ・・・・・ |
こんばんは〜☆ |
平凡っていうのが実はすごく難しいと思うのです。おおよそたいらかですよ。どんな人生でも山あり谷ありですもん。 |
コメントありがとうございました。吾妻ひでおの漫画をリアルタイムで読んでた世代からすると、なんだかフクザツな本ではありました。ギャグとかナンセンスの漫画家って消耗が早い。素顔はマジメで繊細なヒトがほとんどなんで、みんな悩んじゃうんだな。 |
見た^^ |
遅まきながら、今日買ってきて |
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