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05.11.23:06
自分の心の中にある「世界」を、いかにして他人に伝えるか?
それはほとんどのひとが苦労する点。 ネットにblog、my spaceにTwitter。 かつてとは比べ物にならないほど手段は増えた。 だけど、そうして表現される「世界」は、果たして<なま>の世界だろうか? 誰かに見られること・見て欲しいこと。 そう思った時に、例え限りなく薄くても膜はかかるだろう。 ただひたすらに自分の「世界」を表現するとき、他人の評価は邪魔になる。 誰かに分かってもらいたい訳では、ないのだから。 今日は展覧会のご紹介。 「ヘンリー・ダーガー展:少女たちの戦いの物語ー夢の楽園」 1973年に80歳でこの世を去った<Henry Darger>。 彼が40年以上すごした部屋から偶然発見された大長編小説「非現実の王国で」。 そして、その世界を表した膨大かつ壮大な挿画たち。 2002年にワタリウム美術館で行われた<回顧展>に続き、日本初公開の挿画・資料により、彼の<世界>の謎に迫る。 4月14日〜7月16日まで東京・<原美術館>で開催中。 遠くて足を運べない人もたくさんおられると思う。 現在発売中の「美術手帖」2007年5月号でこの展覧会が特集されている。 また、原美術館の<オンラインショップ>でもカタログを買うことができる。 さらに、「賃貸宇宙」他で名をはせる都築響一氏らの監修による「HENRY DARGER`S ROOM-851 WEBSTER-」も発売中。 僕はどうしよう・・・。 先日取りあげた「原マスミ大全集」と合わせて、強行スケジュールで臨むかもしれない。 PR
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ヘンリー・ダーガーの絵を初めて見たときは軽いショックで・・・
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