01.22.21:48
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02.01.09:09
昨年末は、あまり道路工事現場に出くわしていなかった気がする。
今住んでいるところはもともと渋滞しやすい。 また、一身上の都合で公共機関を使う移動〜それも鉄道ばかりなのだ。 だから遭遇しないだけなのか? もうすぐやってくる年度末。 多分、僕が遭遇しないだけで、またあちこちで追い込み工事(税金の無駄遣い)が始まるだろう。 そして、そこではいろんなひとが体を張っている。 どこかで見かけた、あのヒトも。 今日の一冊。 「街角のオジギビト」 (とり・みき、筑摩書房) 工事現場の看板に「ご迷惑をおかけしております」「はいってはいけません」などとともに描かれているアノひとたち。 20年来にわたり収集された彼らの姿を一挙公開。 雨の日も風の日も雪の日も。 苦行僧は、祈りをささげる。 「オジギビト」という言葉の提唱者は、今回の著者であるとり・みき氏。 はるか昔の記事で<イタイ話>などをとりあげた「愛のさかあがり」を紹介したことがあったと思うが、その頃に命名・収集されはじめたもの。 赤瀬川原平氏の<超芸術トマソン>や<路上考現学>などとリンクする部分も大きいだろう。 今回の本の中でも紹介されているが、<オジギビト集会所・山陰本部>は、たぶん彼らの紹介ではダントツの情報量を誇る。 今回のタイトルは「オジギ」→「二礼二拍手一拝」→「五体投地」と連想。 ちなみに正式な五体投地の作法は<こちら>。 PR
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改装中の大阪駅のホーム内には
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働く動物型オジギビトにネコがいませんでした
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ちべっと文化圏で幾度か五体投地してる方々を見ましたが、ありゃあなかなかできるもんじゃぁないですななぁ・・・
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その後爪は順調に生えたのでしょうか。私は手の中指で復旧に半年以上かかりましたが。
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