01.23.00:44
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03.14.23:00
東京に住んでいた頃のこと。
僕の行動範囲は、基本的に山手線の(向かって)右半分だった。 池袋〜新宿〜品川。 残りの範囲は、あまり行ったことがなかった。 一番よく使っていたのは、乗り換えの新宿、そして、渋谷だった。 CDを掘りに行ったり、表参道やキラー通りのあたりまで歩き回ったり。 渋谷と言っても「円の内側」が多かった。 渋谷界隈で、行ってみたいと思いつつ、かなわなかった町がある。 行こうと思えば行けたのだが、その「機会」がなかった。 その町は・・・ 渋谷区円山町。 今日の一冊。 「ラブホテル進化論」 (金 益見、文春新書) (出版社のリンクは「こちら」) 諸外国では類例のない(と思われる)独自の施設、ラブホテル。 戦後から現在までの変遷、そして未来の理想までを俯瞰する一冊。 ふたりだけの空間、ふたりだけの時間。 できること、ひとつだけじゃ、もったいない。 本自体の内容としては、現在の新書濫発の中では悪くない方に入ると思う。 しかし、売るための<戦略>があまりにもあからさまな感じがするのがマイナス。 AMAZONおよび出版社の書影を見てもらえば分かると思うが、著者近影が思いっきり前面に出されている。 そして、このタイトル。 売れるのは売れるだろう。 でも、悪いが僕は、帯は外してしまった。 本文の中の「機会」は深読みするもしないもご自由に。 実際の<渋谷円山町>は、決してホテルだけの町ではない。 シアターやライヴハウスも多く、いい雰囲気なのだろう、と思う。 でも僕の頭の中では、「ナイーヴ」(二宮ひかる、白泉社)第一話のイメージ(分かる人にしか分からない書き方で申し訳ない)が一番強い。 この町をそのままのタイトルにした「渋谷区円山町」という映画がある。 <映画そのもの>は未見だが、<原作>は面白いのでおススめ(原作者さんのHPは「こちら」)。 このblogに通ってくださる方にどの程度の需要があるのかは謎だが(汗)、ラブホテルの検索サイトをいくつか。 <ホテマップ> <@カップルズ> <ハッピーホテル> PR
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おはようございます。
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Tokio Hotelのエントリーが・・w
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深読みして楽しませて頂きます。
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ラブホといえば
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行ったことないですね
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