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05.04.09:10
日本人の平均寿命は、世界でもトップクラスになっている。
女性で84.6歳。ものの本によれば、向こう60年の間に100歳の大台に乗るのではないかと言う。 現実には、「生きている」のか「生かされている」のか分からない状態の人も多い。 充実した<生>を送っていると言えるのか? どちらがいいことなのかは分からないし、立場上、言及することはできない。 自分のことであれば延命などごめんこうむる。 でも、愛するひとには少しでも長く生きて欲しい。 残されるものたちのエゴ。 しかし、どうあがいてもいずれはゴールはやってくる。 トップでリボンを切れるか、不本意な順位で終わるか、それは分からない。 でも、ゴールのあとに、ウィニングランでもう一周くらい走りたい。 その時には、本レースではまず体験できないことを体験してみたい。 それがひとの役に立てるのならば、なおさらのことだ。 今日の一冊。 「死体はみんな生きている」 (メアリー・ローチ、NHK出版) 手術の練習台、医学生の解剖、車の衝突実験から、はては堆肥(コンポスト)まで・・・。 死後でなければできないこと、死後だからこそできる、生きているひと達への貢献を、きわめて率直に述べた書。 自分の生きた証をどこかに残したい、と思う。 たとえその証を自分の目では見られないとしても。 BGM. Animal Lover by The Residents Mute US B0007LLP06 リンク先のレビュアーも指摘しているが、あくまでもこれは諸外国での話であり、日本人の感覚では「とんでもないこと」になるのが大半であろう。 かつて問題となった、いや、本当は今でも問題である脳死患者からの臓器移植を例にとっても。 脳死判定基準を満たしたとして、それが本当の<死>であるのか? 都合のいい臓器バンクをキープしているだけではないのか? さまざまな問題提起は、現在も続けられている。 移植をしなければ助からないひとたちが、たくさんいるとしても・・・。 以下、個人的な意見として。 時折新聞で「○●ちゃん募金」というような、海外での臓器移植を受けるための必要経費をつのる記事を見かける。 多くは拡張型心筋症などだ。 ジャーナリズムから見れば美談なのだろう。 しかし、そうやって海外に日本人が行くことで、本来受けられるはずの「その国の同じ病気の人」が後回しにされる現実。 そして、「わが子のためなのに、そういう募金すらつのらない」と言われるかもしれない、 同じ病気の子供を持つ親の気持ちはまったく考慮されていない。 これ以上は長くなるので、またいずれ・・・。 PR
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ボディファームとかそういう関係の話かな…。 |
こんばんは。 |
臓器も金次第の現実。日本はそういう面でも金持ち国家だと思われているんでしょうね。 |
献体した亡骸の中には、“プラスティネック加工”を施されて、“人体の不思議展”なんかで展示されている場合もありますな。オイラは何回かコレを見に行った事があるんだが、もしオイラが亡くなった後、こういう場所で晒される事になったら…と思うと、“せめて死んだら跡形も無く粉砕して、大好きな北海道・日高の山々に撒いてくれ!”と言いたくなるなぁ、マジで。 |
私が死体を初めて見たとき、それは解剖実習でした。 |
先日88歳になる祖父が入院しました。脳梗塞です。 |
身内や大切な人の一部として生き続けるのであれば |
深い話題ですねえ。 |
繊細な話題ですね… |
現代西洋科学では、人間の「いのち」について明確に定義されていません。 |
ん〜、考えすぎると話が違う方向へいきそうになりますdeathが・・・・・ |
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お邪魔します。 |
7年ほど前から臓器移植カードだかを持ち歩いてます。 |
腎移植、肝移植を必要とされる患者様方へ |
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