02.03.19:13
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11.15.23:12
自らの命を断つひとが増えている。
とある年齢層では、病死や事故死よりも死因として多い。 有名人の自殺のあとには、後追い自殺も増える。 なぜ彼らは自らの命を断つのか? 追いつめられて発作的に、というひともいる。 こんな世の中に生きていく価値を見いだせない、というひともいる。 美しいまま死にたい、というひともいる。 彼らの中にはこう主張するひとがいる。 「死ぬのがエゴなら、それを止めようとするのもエゴなんじゃない?」 「生きる権利があるのなら、死ぬ権利だって認めてよ」 「どうして死んじゃいけないの?」 ・・・考えてみて欲しい。そして、考え直して欲しい。 「あなたが死ぬことで、残されたひとはどうなる?取り返しのつかない気持ちになるひとはいない??」 今日の一冊。 「自殺されちゃった僕」(吉永 嘉明、飛鳥新社) 友人・仕事仲間・そして自分の妻に自殺されてしまった著者の「残された側」からの、心の叫び。 ひとが生きる、ということは、周りの<ひと>と共に生きる、ということ。 本当に天涯孤独なひとなんていない。どんなひとでも、なんらかの<ひと>とのつながりの中で生きている。 それが柵(しがらみ)と嫌がるひともいるだろう。 でも、その<ひと>のことを考えて、そして、生きて欲しい。 例えそれが僕の「わがまま」だとしても。 BGM. MANANA by SAVATH&SAVALAS Beat Records BRE-13 PR
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残された人の側からの視点でのルポというのは、あまり目にしませんね。 |
人の間で生きるから「人間」なのか。 |
私の身近に自殺未遂をした人が居ますので、これは大変考えさせられる問題です。 |
自分の存在を定義付けるのは、周囲にある全てだと思います。人間一人が産まれてから死ぬまでに干渉する人間の数は、関係がないように見えて意外に大勢居るものです。 |
この本の著者と同じように、身近な人に自殺で先立たれてしまった人と話した事があります。彼(人生において大先輩です)が「自殺は病気だよ。そう考えないとやってられない・・・」と語っていたのを今でも鮮明に憶えています。その人は生物学の研究をしてる方で、「身近な人の死」についてとても深く考えた結果がこの言葉だそうです。 |
身近に自殺した人がいました。 |
生きるも死ぬも原則的には個人の自由だと考えています。 |
これまでの甘あま(w)な話題から一変したネタでしたが、反応多くて安心してます。 |
そうです。 |
行き掛かりで、見ず知らずの人の最期を見とどけたことがありますが、手の施しようがなく助かることを願うのみでした。 |
自殺っていうか生死について考える時、プランクトンから恐竜から原始人から侍から90年代から昨日までの事と明日と未来人と原子やら分子やら細胞やら宇宙やらとりあえず理解できないもっと大きい宇宙までを考えます。 |
>>ato様 |
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