01.25.03:32
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05.08.09:30
JRの事故からまもなく半月がたとうとしている。
当事者のひと達(JR関係者、乗客、調査関係者)にとっての<半月>と、それ以外のひと達にとっての<半月>は、 おそらく流れる早さが異なっている。 これは今回の事故に限らず、どんな話題でもそうだろう。 当事者たちの「時間」は、その瞬間から歩みを止めてしまったかのようになる。 ひとつひとつの事実・疑問が解決されないことには先に進まない。 他者(傍観者)の「時間」は、普段と変わらず流れて行く。 新たな「話題」が提供されれば、以前の「話題」に対する<時間>は加速度的に過ぎ去っていくことだろう。 新たな話題は次から次へと提供される。 そして、それは煽情的であるほど歓迎される。 人々の胸の中にある、<関心><期待>に応えられるような、話題。 たとえそういう話題でなくても、期待されるようなものに改変させられる事も多いだろう。 記事の書き手によって・・・。 今日の一冊。 「三面記事の栄光と悲惨ー近代フランスの犯罪・文学・ジャーナリズムー」 (ルイ・シュヴァリエ、白水社) 19世紀半ばから20世紀半ばにかけてのフランスで、人々の関心をひきつけ、文学・映画にも 影響を与えた「三面記事事件」の本質にせまる一冊。 事件が持つのは蜜の味。 習慣性・依存性のある、毒の混ざった蜜の味。 BGM. Bedside Manners Are Extra by Greenslade Arcangelo ARC-7078 先日の地震を除いて、幸い、こういう<話題>の当事者になったことはない。 その直前だったことはあるが・・・。 「17歳」が犯罪のキーワードとなるきっかけにもなった「西鉄バスジャック事件」がそれ。 ほんの30分くらい前まで、あのバスに乗るつもりでいたのだ。 乗っていたら、果たしてどういう反応をしただろう。 知り合いには、「地下鉄サリン事件」の列車の「一本前の列車」に乗って難を逃れたひともいる。 何が運命を分けるのか、それはおそらく誰にも分からない。 ただ、上記の知り合いに聴いた話では、某宗教の信者が<お告げ>で一本乗るのをずらし、巻き込まれずに済んだ・・・のを 「この宗教を信じていたから助けてもらえた」 と発言したらしい。 カルトの犯罪にまきこまれなかったのがカルトの恩恵・・・。 首をひねりたくなる。 PR
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人生を何が分けるかわかりませんね。バスジャックされた西鉄バスに乗らなかったのは本当に幸いでした。 |
>>カルトの・・・ |
人生って偶然の積み重ねみたいなところがあるような気がします。 |
まぁ、いい事しか信じないおらには無縁の話ですねw |
この時間、だれもいなかったりw |
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