01.23.04:10
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07.01.15:51
世の中は正しいことだけでできているとは限らない。
見る方角が変われば、正しさも危うくなる。 コンビニやファストフードのお弁当・食べ物。 賞味期限が来ればレジでバーコードを読み取ってくれない。 万が一のことを考えれば、これは正しい。 しかし、視点を変えてみよう。 ある統計では、一日日本人一人当たり700カロリー近い食べ物が手もつけられずに廃棄処分にされているという。 その大半は先に挙げたお弁当ほかだろう。 これだと「正しい」とは言えなくなる。 では逆はどうか? 捨てられないように商品の数を減らしたとしよう。 無駄をなくすという点では正しい。 しかし、また別の視点から見よう。 コンビニなどの「利益」はおそらく上げられなくなる。 商売上「正しい」とは言えない。 どちらも正論だろう。 では、受け手たる<人>は、どちらを支持するのだろう? 何が決め手となるのか?? 今日の一冊。 「つっこみ力」 (パオロ・マッツァリーノ、ちくま新書) 正しさの中に<ウケ>を潜ませることで「おもしろく」興味を持たせようとする著者の最新作。 やわらかな思考、かたい頭。 合わせ持てれば、苦労はしない(汗。 BGM. <We Are The Night> by Chemical brothers Virgin TOCP-66680 ぼくはデータ至上主義、というわけではない。 だけど<データ>というのはひとつの基準にはなる。 問題なのは、そのデータがどこから出てきたのか、というコト。 ネットの上に転がっているデータは信用できないから、昔のように図書館に足を運べというヒトは少なくない。 しかし、図書館の資料だって「どこから出たものなのか」という点では、ネットの情報と変わらないかもしれない。 信憑性は、いくらかは上だろうけれど。 結局のところ、自分の中で取捨選択していくしかないのだ。 それが一番難しいのだけれど。 PR
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コンビニ弁当は二次利用されていますし
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