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09.28.09:05
自分の記憶に自信が持てなくなる瞬間が時々ある。
仕事の関係でけっこうな数の人たちと接するのだが、そういう人に町の中でばったり遭ったとする。 相手はこちらの事をきちんと分かった上で声をかけてくる。 なのに、こちらは相手の事が思い出せない。 その場では適当に話を合わせ、後で必死に考えたりする。 仕事の場で接するひと達のことを、「そのひと個人」として覚えるのではなく、 そのひとが僕の職場に来ることになった<理由>で覚えているからかもしれない。 強烈な動機づけが必要なのだ。 幸い、今までにこのテのことでおおきなトラブルを起こしたことはない(筈)。 僕の記憶違いのために、相手に迷惑をかけたことも(おそらく)ない。 だが、僕の記憶が、相手の一生を左右するようなことになるとしたら・・・。 今日の一冊。 「目撃証言」 (エリザベス・ロフタス/キャサリン・ケッチャム、岩波書店) 実験心理学者として「ひとの記憶の曖昧さ」を探求し続ける著者。 その彼女が法廷で<目撃者の記憶は真実か否か?>に鋭すぎるメスを入れた記録。 <自分の記憶>だから正しいとは限らない。 第三者の眼で、時に振り返る。 BGM. 弦は呪縛の指で鳴る by 月比古 Arcangelo ARC1095 ひとの記憶が曖昧なものだというのは、おそらく誰でも身に覚えがあるだろう。 下手すると数日前の夕食の内容だって覚えていないことがある。 「強烈な記憶であれば、少なくとも深層心理の中には眠っているはずだ」 として催眠療法や前世療法が用いられたりもする。 しかし、そこでも強烈な刺激によって記憶が<作られる>危険はある。 映画「未知との遭遇」の公開後に「宇宙人にさらわれた」(エイリアン・アブダクション)ことを多くの人が<思い出した>のも一例。 ちなみに、記憶というのはひとつではない。 アルツハイマー病の場合は、短期記憶と呼ばれるものが最初に落ちていく。 よくスクリーニングで行われるのは、ミニメンタルテストと呼ばれるもの。 PR
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「目撃証言」、買うつもりで手帳にメモって |
いままさにそんな状態です。 |
知っているのに思い出せないことやもの。 |
本人の目の当たりでこの人見たことある!と |
私は記憶力の悪さには、自信があります。(笑) |
自分も、人の顔を覚えるのが苦手です。 |
こんにちは。 |
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