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日々是好日〜読書日記〜{Revised ed.}

ありとあらゆる本の読後感想。時に映画・旅・恋愛ネタなど。
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04.23.22:15

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05.26.20:45

「蟲、蟲、蟲、蟲、蟲、蟲・・・・」

ヒトのDNA塩基配列解析がほぼ終了したとされて幾星霜。
そこから先はまだまだ手探り。

物質の最小単位とされる素粒子(クォークとレプトン)モデルが確立して、こちらも幾星霜。
しかし世界の謎は深まるばかり。

世界を細分化することで、ヒトは何かに近づいていこうとする。
だが、切り刻まれていけばいくだけ、分からないことも増えていく。

なぜ病気になるのか?
それだって厳密には分からない。

今日の一冊。
「戦国時代のハラノムシー<針聞書>のゆかいな病魔たちー」
(長野 仁/東 昇 編、国書刊行会)
(出版社のリンクは「こちら」

<第六天魔王>織田信長が上洛したその年に編纂された鍼灸医学書<針聞書>に描かれている、体内に潜む63の病魔=蟲をオールカラーで紹介。

カンノムシ、虫の知らせ。
蟲は味方か、それとも敵か?


この<針聞書>のオリジナルは、現在「九州国立博物館」(福岡県太宰府市)で公開されている。
僕はまだ行ったことがなく、今回のこの本を手にとったことで興味が出てきた。
同博物館のミュージアムショップでもグッズを販売しているようで、通信販売も可能らしい。
手にとってみたい方は利用されてはどうだろう。

ヒトとムシとの関わりでは、<庚申待>あたりが有名(と個人的に)。
三戸虫が体から抜け出して天帝に罪を報告しないよう、庚申の夜を一晩中起きて過ごす祭事。
あと、小さいお子さんがいらっしゃれば<疳の虫>とか気になるのではないだろうか。
虫切りをする時に指先から出てくる細い糸=ムシ。

今だと漆原友紀の「蟲師」が頭に浮かぶ人も多いと思うが、この本の編者もその辺りが分かっているのか解説(「スタマック・モンスター大集合!」)の中で「蟲師」について言及している。

今回のタイトルは江戸川乱歩の作品の一節を引用。
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かわいい…

針聞書のむし、かわいい…。
ピンバッチ欲しい!
福岡に行きたくなりますね!
太宰府には何度か行っているのに、こんな楽しいトコロもあるとは…餅ばかり見てました。
餅を食べたいなぁ。二○加煎餅も、石村萬盛堂も、明太子も…。あぁ…お腹の虫が鳴いてます。

  • 2007年05月27日日
  • まい
  • 編集

無題

ケロケロケロケロ・・・。
ケロロ軍曹かと思いました(笑)。

  • 2007年05月27日日
  • URL
  • ガッちゃん@休日
  • 編集

無題

針聞書フィギュアですか・・・商才豊かなんですねぇ、九州国立博物館って。

「庚申待」については京極堂も何か語っていましたねぇ。どの作品だったか忘れてしまいましたが。

無題

針聞書フィギュア、いいかもしれない。w
しかし、「キミョーキテレツテでキモカワイイ」という表現、なんとかならないものdeathかな、、、

  • 2007年05月28日月
  • miya
  • 編集

クリープショウ

昔切開した盲腸思い出しちゃったよ(゚д゚)
外科の先生に見せてもらったら
甲虫の幼虫そっくりだった。

  • 2007年05月29日火
  • sinon
  • 編集

憑かれる

気功の師匠は病気の原因は色々あり複雑だと言います
人が気づいていないのは、情報(会話やニュースやフィクションや想念や・・・)が
原因になることが多いということです
これは内科の主治医も言っていました
体調の悪い人はお寺関係の場所(葬儀をつかさどる)に
近寄らないことです
ご先祖にお願いもいけないそうです
気が弱っていると無防備になって
悪い情報が入ってきます
それが「憑かれた」状態です
虫というのもそういうものを指すのかもしれません
気功で治る症状もあるでしょう
肩こりや咳や鼻詰まりは私でもすぐ取れます^_^;
まだまだですが。。。

  • 2007年05月31日木
  • 管理人S
  • 編集

無題

上部左サイドの「徒然なる一言」が
時々妙に気になります。

今も戦い中ですか?

  • 2007年06月01日金
  • えすぺらんさ
  • 編集

無題

「徒然なる一言。」でした。
“。”が抜けておりました。
すみません。

  • 2007年06月01日金
  • えすぺらんさ
  • 編集

無題

おはようございます。

多くの方を拝見して言えるのは...。
「物言わぬは腹膨るるわざ」
もちろん、わがまま放題も問題ですが、常識や世間体に縛られて「本来の自分」を封じ込めると、ストレス由来の病気になりやすい、と見受けられます。

他者への愛と自分への愛。
このバランスが大事、だと思います。

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